独坐庭と典座料理
2012年 12月 10日
さわがしい忙しい日々の生活。
ひとときを静かに座って、
この蓬莱山のように、
雄大な泰然とした心境を体得したい。と説明書きにあります。
大徳寺瑞峯院の独坐庭です。
10㎝はある荒々しい波が作られています。
蓬莱山のように荒波に押し寄せられても雄大に泰然とした心境で、
母としては構えていたいと思いながらも、、
心が乱れることもしばしばあります。
それでも、心しておきたい言葉だと思います。
重森三玲氏のお庭にはいつもはっとさせられます。
息子が靱帯損傷した翌日木曜日は、ずっと前からお友達へ京都案内を約束した
待ちに待ったお楽しみの日でした。
たまたまパパのオフ日で、送迎は任せられますし、何より息子が止める必要は
無いし、、いなくても問題無いし、、、
など、有り難く言ってくれました。
いつも通り、お弁当を作って送り出し、9時2分の新幹線に友と飛び乗り、
10時半にはこの大徳寺へと到着しました。
散り紅葉はすでに遅かった高桐院さんを後にして、瑞峯院さんへ。
静かな素晴らしい重森三玲作のお庭に感動しました。
だれもいない静かなお庭をゆっくり眺めたかったのですが、、
ゆっくりはできません。
だって、寒すぎです。^^;;;
荒波から穏やかな波へ。
独坐庭から閑眠庭へ。
11時半、予約していました大徳寺和久傳さんの菜食典座料理を頂きました。
私達は4品2400円を頂きました。
熱々のお料理はどれも滋味溢れていて、できたての美味しさがあります。
野菜だけの組み立てで、コンニャクなどの歯ごたえのあるものを入れ、
勉強になるお食事でもありました。
大変美味しかったです。
食事の後はお決まり今宮神社であぶり餅を食べます。
健康祈願もしてきましたよ。
by mamemamet
| 2012-12-10 10:00
| 京都